TFT療法(Thought Field Therapy)
米国心理学のパイオニアの一人であったロジャー・キャラハン博士が1970年代の終わりに発見し、
発展させてきたもので、鍼のツボをタッピングすることで心理的問題の症状を改善させていくものです。
TFTが応用できる分野はとても広いのです。
例えば、不安、恐怖、依存的衝動、心的外傷(トラウマ)、怒り、罪悪感、強迫、パニック、
自己破壊的状態、抑うつ、身体的疼痛、恥、能力の向上、イメージの困難さ、時差ぼけなどです。
自己破壊的状態、抑うつ、身体的疼痛、恥、能力の向上、イメージの困難さ、時差ぼけなどです。
手順が簡単な上に、効果が高く、即効性があり(早くて数分)、副作用がなく、
セルフケアに使えるというユニークな特長があります。
その上、赤ちゃんからお年寄りの方、動物まで行えます。
ですから、現在日本でも医師、心理士、鍼灸師を初めいろいろな専門家の方々が
臨床に取り入れています。
実践の方法も、様々です。
本を読んで自分で実践したり、専門家からTFT診断を受けたり、
電話で行えるボイステクノロジーという方法もあります。
問題が再発した場合には、その原因と思われる物質(エネルギー・トキシン)の特定もします。
また、HRV(心拍変動)の器械を使って、症状や自律神経改善の測定、そして研究も行っています。
個人的な問題に対応することも可能ですし、大規模な災害に対応することも可能です。
最近では、ハリケーンや洪水などの自然災害や戦争孤児の施設への援助、
マラリア治療にも役立てられています
TFTが役立つ場面の例
- 人前で緊張するとき
- 高所や閉所など特定のものに恐怖を感じるとき
- タバコをやめたいとき(依存)
- 何度も同じことを繰り返さないと不安になるとき(強迫)
- スポーツや仕事などのパフォーマンスを高めたいとき
- 乗り物や外出に不安を感じるとき(パニック)
- 人間関係でいやな経験をしたとき(ストレス)
- 慢性的な疲労を感じるとき(抑うつ)
- 体の痛み
- 時差ぼけ
- 医学的な問題の補助として
- いいイメージを持ちたいとき
- その他のストレス
不安、怒り、悲しみ、罪悪感、ストレス、恐怖、強迫感、パニック、依存的衝動、
心的外傷(トラウマ)、PTSD、身体的疼痛、など広範囲に及んでいます。
TFTが役立つ場面の例
TFTの特徴は
- 効果に即効性(早くて数分)がある
- 副作用がない
- 日常的なストレスケアにいつでもどこでも自分で使える
という点です。
当院では、うつ病・自律神経失調症・パニック障害などの治療に取り入れています。